アクリル目盛板の作製事例
部品の加工作製事例です。
手動開閉台の目盛板は、スリットが入っていて内部と繋がっています。そこから蜂が入り込んで開閉台の内部に巣を作ってしまうことがあります。配水池など人里離れた施設ではよく見かけられる現象です。操作や点検の際に作業者が蜂に刺される危険があるということから、お客様のご要望で、透明アクリルを加工した密閉型の目盛板を作製して、中に蜂が入らないような工夫をすることにしました。
無垢のアクリル板を加工して作製しています。目盛りは裏彫刻と呼ばれる手法で、裏面から彫刻機で彫刻を施し、凹みに赤の塗料を筆で流し込むという高級銘板で使われる手法で作製しました。大変手間のかかる手法ですが、他の手法と比べて耐久性に優れています。
彫刻機を使った加工の様子です。
自社加工ですので、変形の目盛など様々な仕様にも対応ができます。
取り付けた状態です。外観も綺麗になり、大変ご満足いただけました。